最近、格安のレンタルサーバーサービスが増えています。プロバイダーのホームページサービスと比べてどんなメリットがあるのでしょうか。
「さくらインターネット」や「ロリポップ!」
容量、アドレス
インターネットでホームページを公開する場合、プロバイダーのホームページサービスを使う場合がほとんどです。しかし、プロバイダーのサービスでは、アドレスはあらかじめ決められたものを使い、利用できる容量が小さいなど、使っていると不便を感じる点も少なくありません。
レンサバ
そういったユーザーの間で人気が高まっているのが「レンタルサーバー」(レンサバ)です。レンタルサーバーでは単にスペースを貸し出しているだけではなく、インターネットで情報を発信するために必要な機能も併せて提供してくれます。
料金は月額数百円~と格安
1台のサーバーを何人ものユーザーで共有
レンタルサーバーは元々、企業向けのサービスですが、料金も月額数百円~とかなり下がっており個人で利用する人も増えています。サーバーを1台丸ごと借りることもできますが、格安のレンタルサーバーでは1台のサーバーを何人ものユーザーで共有して利用します。
ドメイン(URL)を自由に決められる
レンタルサーバーを使うメリットは、ドメインを自由に決められたり、利用できるハードディスクの容量が大きいことです。
PHPなどで独自のプログラムを組める
プロバイダーでは、決められたCGIしか使えないところもありますが、レンタルサーバーならCGIやPerl、PHPなどで独自のプログラムを使うこともできます。
独自のメールアドレスを作成できる
さらにプロバイダーで利用できるメールアドレスは通常1個ですが、レンタルサーバーでは独自のメールアドレスをいくつでも作成・発行するサービスを提供しているところもあります。
さくらの「ライトプラン」はメールアドレスが無制限
格安のレンタルサーバーとしては「さくらインターネット」や「ロリポップ!」などが有名です。 さくらインターネットの「ライトプラン」を例に取ると、サーバーの容量は300MBで、独自のCGIも利用できます。さらにメールアドレスの数にも制限はありません。独自ドメインは「http://好きな名前.sakura.ne.jp」という形で利用できます。これで月額の料金は125円です。
簡単に操作
最近ではサーバー管理などに関する専門知識がそれほどなくても簡単に操作・利用できるよう工夫も凝らされています。
ブログ設置にはプログラムが必要
ただ、いくら使いやすくなっているとはいえ、プロバイダーのサービスに比べると専門知識は必要です。例えばブログなどを設置する場合にはCGIやPerl、PHPなどプログラムに関する知識は欠かせません。
レンタルサーバーのメリット
- 独自のドメイン(アドレス、URL)を利用できる
- PHP、CGI、Perlなどのプログラムを利用できる
- 好きなメールアドレスを使える
- 使えるハードディスクの容量が大きい